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お茶にごす。が最終巻とか。

お茶にごす。
サンデーコミックス発売日ですよ。
なんか最近単行本派ですが妙にサンデーっ子なので
「お茶にごす。」「ハヤテのごとく!」
「神のみぞ知るセカイ」を買ってきましたよ。

お茶にごすが最終巻とか
マジありえねーんですけど
(若者文化の吸収に成功)

だって全然失速してないのにムチャクチャ面白いのにまだいろいろできそうなのに!

あれだけ「返しそびれた親切のお礼を届けに行く」前振りをしておいて、
まークン本人は部長にマフラー返しに行かないとかそういう…!

え? なんで? 作者の望みで? 理由は何?
でも表紙で念願の「部長のちんまり」が描いてあるのが作者の優しさか。

新入生も今までとは違うベクトルのいい子で面白そうだし、
夏帆ちゃんの髪が伸びて色気が出てきて山田との行方が気になってきたり、
ブルーと智花ちゃんとのフラグが立ち始めたばかりだというのに。

でも形にならない関係を描きたかったのかな。
だからフラグ立ちはじめくらいでやめたかったのかな。

人の心を持たないまークンが、
「なんか怖ぇ…」
と我知らず縮こまる、これが物語の終着点だったのかな…

最初はゲラゲラ笑ってただけのまークンの恋を、
最後はまークンの視線を見てるだけでじんわり泣けてくる、

最後の山田の滂沱が読者の立ち位置というか、私の視線でしたね。

「なんだろ? なんか感極まる」
っていう感じ。


アニ研の人たち大好きだった。
いいよねああいうの。

部長は素晴らしいヒロインでしたね…
最初はてっきり憧れの雲の上の存在で、
最後は夏帆ちゃんに着地するって展開だと思ってた。
でも部長はちゃんとヒロインだった。

絶滅危惧種の大和撫子。
歳をとったせいか、常に真面目で誠実で優しくあろうとする人を、
ただそうしようと頑張ってる人を見てると泣けてきます。
本人は普通の生活をしてるだけで、そこに何のドラマもなくても。

だから「神のみぞ知るセカイ」の、
雪枝さんを見てるだけでじわじわ泣けてくるんですよね。
いい話を読んだなあと素直に思います。

ハヤテも「学校に通える」のくだりでじんわり泣いたなあ…
涙腺弱すぎるな私。歳はとりたくないものだ。

ハヤテといえば。
あーたん
何かと思ったじゃないですかあーたん!!


あーたん好きだ大好きだハヤテで一番好きだ!
ハヤテとくっついて欲しいんだが
娘にしたいナンバーワンキャラのナギが泣くと思うと躊躇する。
(ただの釘宮ファンとか言うな)
ただし一番好きな男性キャラはワタル君。超いい男。

でもハヤテとあーたんのカップル好きすぎる。
多分無理だと思うけど幸せになって欲しいと願っております。
ハヤテはなんだかんだで、
じわじわ伏線の回収が始まってますねえ。



お茶にごすの最後のコマで
「開径待佳賓」という掛け軸がかかってますけども、
あれ、みんな半袖だけど五月?


みちをひらきてかひんをまつ
良き客を迎えるための心配り。お茶の心だね。


もっともっと読んでいたかったので寂しいけれど、
うん、最後までいい漫画でした。
西森先生、ありがとうございました。



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こよなく漫画を愛する
ひとり暮らしのダメ人間。
こっそり同人活動も
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