ひとりごと
漫画や小説の読書感想文やイラスト、
日々の雑記。
Gファンタジー2月号感想文
新年一発目の恒例行事。
ネタバレしまくりますので嫌な人は以下を読まれませんように。
巻頭カラー頁でドラマCDのキャスト発表がございます。
キューティクル探偵因幡はレギュラーメンバーほぼ発表。
未発表残るはヤギと主役と荻さん……引っ張るなあ。
やっぱりねえ因幡のドラマCDの出来は、
圭のツッコミの切れ味と首領の愛くるしさにかかってると思うので、
首領のキャストが気になって気になって夜は早く寝ます。
君と僕。
いつものメンバーがいつものメンバーが
1コマたりとも出ていないという
要くんの本格純愛シリアス後編!
お兄ちゃん(悠太)びいきのワタクシとしては大変寂しいのですが、
いつものゆるゆるな山場もなければ特にオチもない日常話と違って、
(いやそれはそれで好きなんですがね)
今回は「物語」としてとっても私好みの作品になっておりました。
このブログでは繰り返し語ってることなのですが
毎日地味に地道に頑張ってる真面目さんが好きです。
毎日道を踏み外さず問題を起こさずきっちりやってる人を
もっとちゃんと評価する世の中であるべきだと思います。
だからしずねえがいたら私だってしずねえに惚れるさ!
付き合うとかじゃないけどでも
誰かひとりのものになっちゃうと思えばそりゃ泣くさ!
しかし私もいい歳なので、
しずねえのような人が側にいて欲しいとか思うのではなく、
誰かにとってのしずねえの立場にならなきゃいかんのですよ。
それはもうちょっとちゃんと大人として自覚しなければ。
日露戦争の展示か何かで見たような記憶なのですが
戦前の日本の軍隊がですねえ、一兵卒の家族に向けて
「おたくの息子さんは規律違反を一切起こしませんでした」
という内容の賞状を送付していてですねえ。
その古ぼけた賞状の前で泣きそうになったんですよ私。
特に軍功があったから褒め称えるのではなく。
規律違反をしたから親に言いつけるんでもなく。
一切の規律違反をしなかった兵卒など山ほどいるだろうに。
その一人一人に。
ちゃんとそれを「褒めるべきこと」ととして表す。
忘れられがちだけどすごくすごく大切で美しいことだと思います。
サボり癖のある不良が掃除をしたから褒めるのもいいですけど。
一回も掃除をサボらない人をその前に褒めろよという話なんですよ。
しずねえを射止めた旦那様がたいへん羨ましい。
10-4
わかる人にはとっくにわかるだろうけどせいむさんの回で(笑)
葉芝真己さんもボニータの頃から読んでますから、
Gファンタジーで読めるとはびっくりやら嬉しいやらです。
前回は顔見世興行だったので設定を追うばかりで、
感情移入までいかず特に感想は書きませんでしたが、
読者が設定を飲み込んで、本領発揮がはじまりますね。
さすがと言おうか何と言おうか、
ピンポイントで突かれました私の「端正な兄に夢中な弟萌え」。
弟の方が背が高いとかもうドンピシャ過ぎます。
なに、単行本の書き下ろしが「五代兄弟の極めて普通な一日」ですと?
買ってこなくては!
Pandora Hearts
……ええ、というわけで「兄に夢中な弟萌え」な私、
たまらんですね今号のヴィンセントさん。
弟の愛情表現が間違っていればいるほど萌える私も
ヴィンセントばりに間違ってますが、ゾクゾクします。
でもエイダ泣かすなよコラ。
キューティクル探偵因幡
……なんか絵が荒れ気味ですがどうかしましたか。
Gファンタジーで絵が荒れ始めるということは
メディアミックスのほかの仕事を山ほど詰め込まれている場合が
往々にしてありますが……
……ドラマCD関連でまた山ほどサービス精神を発揮中ですか先生。
ロレンツォ……発言力がないとかじゃなくて……この人……
乙女な上に優しくて他人に甘くてオカンな精神構造のオッサンだったのね…
正体がばれてもあまり関係なかったぞ弥太……
新しい圭の使い方を見ました。
というか因幡さんアナタ。
それでいいのか主人公。
ああ今回出番なかったけどそういえば因幡にも
間違った愛情表現をする「兄に夢中な弟」が!
黒執事
扉のカラーがあまりにも美しくてめくる手が止まりました。
そして先月号の引きを丸無視した始まり方にも手が止まりました。
あれ?
……まあこのタイムラグの間に何があったかは
1 犯人に本当に襲われてて普通なら死んでるが
そこは悪魔なんでいろいろちゃんと手配してからでないと
死んだ振りもできませんよあくまで執事ですから。
2 本当に一時期死ぬために死神と密約
愚考するにこのどちらか、あるいはその両方でしょうけども。
いやいや坊ちゃん、アナタの執事悪魔です落ち着け。
それとも坊ちゃんも演技なんですか。
隠の王
そこで宵風のあの台詞が脳裏に蘇るわけです。
「お前は僕より死んでる」
……だから壬晴は三大欲求があんなに淡白なのか。
だからあんなに食べないのか、
だからあんなに宵風に共感したのか。
修行したわけでもないただの14歳の少年が
人の身に余る森羅万象を押さえ込めたのは
そもそもその存在が森羅万象によって造り直された「器」だからか。
そういうことを踏まえて改めて1巻から帷先生視点で読み直すと、
今までとは別の意味でとてつもなく切ない物語が展開されていました。
そりゃ先生過保護になるわ。
そりゃあ姿が見えないと不安になるわ。
そりゃあ何も話せないわ。
なんか帷先生、今までごめん。
アニメではついになかった「帷先生の巻き返し」がこれか…
ちょっと…キツすぎますが……
さすがによろめく壬晴をさっと支えてくれる雪見さんが素敵です。
しかしそうなるとどうなんでしょうか。
いろいろ新たな疑問も沸いてきます。
飯綱心眼が何をどう読んだのかという問題になるだろうけど、
この流れで帷先生に向かって
「六条君の両親を殺したその真実を口外しても?」(3巻)
という脅し文句を選ぶ織田さんはちょっとピントが外れてないでしょうか。
そしてあの時あの状況で「俺がみんなを殺した」という結論を出す先生は
やっぱりちょっとピントがずれてるというか
自己卑下が過ぎるんじゃないかとか思いつつそれよりもしかし。
まさか壬晴もじつは不死だったりしないですかこれ。
あるいは逆に
完成した是空がどういう現象を起こすのか未知ですが、
これまでの森羅万象の力をすべて無に帰すならば、
その時点で壬晴が死んでしまうとかそういう展開とかも。
いやいやそんなまさか……
……雷光さんの安否だけでも心臓に悪いのに!
今号の新人さん方のマンガは私にはあまりピンと来なかったです。
どれも設定が長編用で「読みきり」としてはいろいろ不完全燃焼では。
「ほぼ8マンガバトル」で
4作品中3篇に「マスコット的ミニキャラ」が出てくるのってどうなんですか。
読者に「カワイイ☆」と言わせりゃ勝ちなのか。
かぶったら変更させるよう指導するのは編集の仕事だと思うのだけれど。
来月から小市民シリーズがまた連載されるようですが
もしかして季節ごとに絵師を変えるんですかこの企画?
ネタバレしまくりますので嫌な人は以下を読まれませんように。
巻頭カラー頁でドラマCDのキャスト発表がございます。
キューティクル探偵因幡はレギュラーメンバーほぼ発表。
未発表残るはヤギと主役と荻さん……引っ張るなあ。
やっぱりねえ因幡のドラマCDの出来は、
圭のツッコミの切れ味と首領の愛くるしさにかかってると思うので、
首領のキャストが気になって気になって夜は早く寝ます。
君と僕。
いつものメンバーがいつものメンバーが
1コマたりとも出ていないという
要くんの本格純愛シリアス後編!
お兄ちゃん(悠太)びいきのワタクシとしては大変寂しいのですが、
いつものゆるゆるな山場もなければ特にオチもない日常話と違って、
(いやそれはそれで好きなんですがね)
今回は「物語」としてとっても私好みの作品になっておりました。
このブログでは繰り返し語ってることなのですが
毎日地味に地道に頑張ってる真面目さんが好きです。
毎日道を踏み外さず問題を起こさずきっちりやってる人を
もっとちゃんと評価する世の中であるべきだと思います。
だからしずねえがいたら私だってしずねえに惚れるさ!
付き合うとかじゃないけどでも
誰かひとりのものになっちゃうと思えばそりゃ泣くさ!
しかし私もいい歳なので、
しずねえのような人が側にいて欲しいとか思うのではなく、
誰かにとってのしずねえの立場にならなきゃいかんのですよ。
それはもうちょっとちゃんと大人として自覚しなければ。
日露戦争の展示か何かで見たような記憶なのですが
戦前の日本の軍隊がですねえ、一兵卒の家族に向けて
「おたくの息子さんは規律違反を一切起こしませんでした」
という内容の賞状を送付していてですねえ。
その古ぼけた賞状の前で泣きそうになったんですよ私。
特に軍功があったから褒め称えるのではなく。
規律違反をしたから親に言いつけるんでもなく。
一切の規律違反をしなかった兵卒など山ほどいるだろうに。
その一人一人に。
ちゃんとそれを「褒めるべきこと」ととして表す。
忘れられがちだけどすごくすごく大切で美しいことだと思います。
サボり癖のある不良が掃除をしたから褒めるのもいいですけど。
一回も掃除をサボらない人をその前に褒めろよという話なんですよ。
しずねえを射止めた旦那様がたいへん羨ましい。
10-4
わかる人にはとっくにわかるだろうけどせいむさんの回で(笑)
葉芝真己さんもボニータの頃から読んでますから、
Gファンタジーで読めるとはびっくりやら嬉しいやらです。
前回は顔見世興行だったので設定を追うばかりで、
感情移入までいかず特に感想は書きませんでしたが、
読者が設定を飲み込んで、本領発揮がはじまりますね。
さすがと言おうか何と言おうか、
ピンポイントで突かれました私の「端正な兄に夢中な弟萌え」。
弟の方が背が高いとかもうドンピシャ過ぎます。
なに、単行本の書き下ろしが「五代兄弟の極めて普通な一日」ですと?
買ってこなくては!
Pandora Hearts
……ええ、というわけで「兄に夢中な弟萌え」な私、
たまらんですね今号のヴィンセントさん。
弟の愛情表現が間違っていればいるほど萌える私も
ヴィンセントばりに間違ってますが、ゾクゾクします。
でもエイダ泣かすなよコラ。
キューティクル探偵因幡
……なんか絵が荒れ気味ですがどうかしましたか。
Gファンタジーで絵が荒れ始めるということは
メディアミックスのほかの仕事を山ほど詰め込まれている場合が
往々にしてありますが……
……ドラマCD関連でまた山ほどサービス精神を発揮中ですか先生。
ロレンツォ……発言力がないとかじゃなくて……この人……
乙女な上に優しくて他人に甘くてオカンな精神構造のオッサンだったのね…
正体がばれてもあまり関係なかったぞ弥太……
新しい圭の使い方を見ました。
というか因幡さんアナタ。
それでいいのか主人公。
ああ今回出番なかったけどそういえば因幡にも
間違った愛情表現をする「兄に夢中な弟」が!
黒執事
扉のカラーがあまりにも美しくてめくる手が止まりました。
そして先月号の引きを丸無視した始まり方にも手が止まりました。
あれ?
……まあこのタイムラグの間に何があったかは
1 犯人に本当に襲われてて普通なら死んでるが
そこは悪魔なんでいろいろちゃんと手配してからでないと
死んだ振りもできませんよあくまで執事ですから。
2 本当に一時期死ぬために死神と密約
愚考するにこのどちらか、あるいはその両方でしょうけども。
いやいや坊ちゃん、アナタの執事悪魔です落ち着け。
それとも坊ちゃんも演技なんですか。
隠の王
そこで宵風のあの台詞が脳裏に蘇るわけです。
「お前は僕より死んでる」
……だから壬晴は三大欲求があんなに淡白なのか。
だからあんなに食べないのか、
だからあんなに宵風に共感したのか。
修行したわけでもないただの14歳の少年が
人の身に余る森羅万象を押さえ込めたのは
そもそもその存在が森羅万象によって造り直された「器」だからか。
そういうことを踏まえて改めて1巻から帷先生視点で読み直すと、
今までとは別の意味でとてつもなく切ない物語が展開されていました。
そりゃ先生過保護になるわ。
そりゃあ姿が見えないと不安になるわ。
そりゃあ何も話せないわ。
なんか帷先生、今までごめん。
アニメではついになかった「帷先生の巻き返し」がこれか…
ちょっと…キツすぎますが……
さすがによろめく壬晴をさっと支えてくれる雪見さんが素敵です。
しかしそうなるとどうなんでしょうか。
いろいろ新たな疑問も沸いてきます。
飯綱心眼が何をどう読んだのかという問題になるだろうけど、
この流れで帷先生に向かって
「六条君の両親を殺したその真実を口外しても?」(3巻)
という脅し文句を選ぶ織田さんはちょっとピントが外れてないでしょうか。
そしてあの時あの状況で「俺がみんなを殺した」という結論を出す先生は
やっぱりちょっとピントがずれてるというか
自己卑下が過ぎるんじゃないかとか思いつつそれよりもしかし。
まさか壬晴もじつは不死だったりしないですかこれ。
あるいは逆に
完成した是空がどういう現象を起こすのか未知ですが、
これまでの森羅万象の力をすべて無に帰すならば、
その時点で壬晴が死んでしまうとかそういう展開とかも。
いやいやそんなまさか……
……雷光さんの安否だけでも心臓に悪いのに!
今号の新人さん方のマンガは私にはあまりピンと来なかったです。
どれも設定が長編用で「読みきり」としてはいろいろ不完全燃焼では。
「ほぼ8マンガバトル」で
4作品中3篇に「マスコット的ミニキャラ」が出てくるのってどうなんですか。
読者に「カワイイ☆」と言わせりゃ勝ちなのか。
かぶったら変更させるよう指導するのは編集の仕事だと思うのだけれど。
来月から小市民シリーズがまた連載されるようですが
もしかして季節ごとに絵師を変えるんですかこの企画?
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