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横峯さくらさんが素晴らしい件について

さくら「寄付続ける」地元宮崎の口蹄疫被害救う…女子ゴルフ

前週のワールドレディスサロンパスカップの賞金1200万円を、
家畜感染症の口蹄(こうてい)疫被害が拡大している宮崎県
寄付した横峯さくら(24)=エプソン=は13日、
被害が終息するまで獲得賞金の一部を寄付する意向を示した。

さくら今季初V!口蹄疫被害農家に「笑顔戻るまで寄付続けたい」

 試合後の表彰式で、さくらは意を決してギャラリーに話しかけた。
「皆さんは口蹄疫をご存じですか? 
私は宮崎の方々に笑顔が戻るまで
寄付を続けていきたいと思っています」。



宮崎県で口蹄疫の感染が確認されたのが4月20日
この時点で赤松農水相は消毒液不足の報告を受けている。

翌日になっても政府から指示がなく、
消毒液の一箱すら届かず、
現地は消毒液不足のまま対応。

4月27日で殺処分対象が過去百年で最多数に。
東国原知事は赤松農水相に支援要請。

自民党は対策本部をただちに立ち上げ、
谷垣総裁が30日に現地視察。
江藤議員を中心に、政府の対応の遅さを非難している。

しかし政府側は自民党対策本部との面会をドタキャン、
赤松農水相はGWの間、
指示も出さず外遊に出掛け、

ようやく帰ってきたときはまず佐野の後援会に行きました。


現地で足りない消毒薬は
小沢幹事長の地元岩手に流れているという話も聞こえてきます。

すでに種牛にも感染し、
和牛ブランドは風前の灯です。




10年前にも口蹄疫の流行はありました。
殺処分740頭で収束、即座に対策費100億が用意されました。
35億円ほどで収まったことで、当時は
「政府は騒ぎすぎだ」などと揶揄されたりもしたものですが…


今はどうでしょう。
すでに殺処分は8万頭を越えました
発生から約1ヶ月たって、
それまで沖縄だ徳之島だだけ言ってた鳩山首相が
ようやく口を開いて言うには、
「対応を検討する」。




……このブログでは何度も何度も書いてきていることなのですが。
日々つつがなく、問題なく、平和に暮らしていけるのは、
当たり前のことを当たり前に、サボらずに、まじめに、地道に、誠実に、
こつこつと真面目な人が毎日頑張っているからなのです。

「問題が起こらないのは凄いこと」なのです。

何もしないで批判だけが得意な派手な人のほうが、
真面目に地味に毎日積み重ねてきた地味な人よりも、
評価される世の中はおかしいんです。

50年かけて先人が作り上げた畜産の最高傑作和牛が、
今年で消えるかもしれません。
また取り戻すのにはまた50年かかるかもしれません。

けれどこれは人災だということを、我々は忘れてはいけないと思います。


どうしてたった24歳の女性が必死になって、
2600万円も個人で寄付しなきゃいけないのか。
10年前ならさくらさんはそんなことする必要がなかったんです。
全然テレビでは報道されませんが、さくらさんはとても必死です。
彼女を見てると涙が出てきます。


普段おちゃらけたブログなんですが、
あまりにも横峯さくらさんが素晴らしすぎたので。
真面目に憤ってしまいました。


 

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HN:たかの
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性別:
自己紹介:
こよなく漫画を愛する
ひとり暮らしのダメ人間。
こっそり同人活動も
やってたりします。

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