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ヴィンランド・サガ8巻

アシェラッドぉぉ――――――!!!

vin.takano.jpg












お美しく気高いクヌート殿下、
アシェラッドが心に決めた王の器のお顔に…! あああ。
……いや帯に書くなよ編集部。
単行本派なんだから。


とはいえ、たまたま帯を見ないまま読んだので、
そりゃあもう驚きましたけれども。
え? 早くない?
早くないのかもう8巻目か、いやしかし。
いやしかし……!

王子覚醒のあの奇蹟の日、
最高のカタルシスのあの6巻から
まだたったこれだけしか…という気持ち。

でも慌てて読み返したらあるわあるわ
アシェラッドの、「王子の御為殉死フラグ」。

まだクヌート殿下には味方が全然いないのに。
どんなひととなりかは知らないが、まだ兄王子いるのに。
それともそっちはトルケルひとりで充分なのか。
でもトルケルって王とケンカするために
配下になっただけじゃなかったっけ?
クヌートは神への復讐を孤独に行うのですか?

お美しく気高いクヌート殿下が
「王冠の意志に支配され腐敗していく」のを
見るのはいやだな。いやだなああ。



……ああそうかこの物語、主役トルフィンだった。


6巻以降、王子とアシェラッドにばかり気が向いてました。

奇蹟の王子覚醒から、
一気に人間関係がクヌート殿下に集約していく中で、
愛や世界や時間や国や精神や人間や尊厳を
各々必死に考えている中で、

トルフィンだけが一巻から全然立ち位置が変わっていない。

アシェラッドに王子護衛を任じられて
歳も近いし食事のくだりなんかもあって
少しは王子となんらかの精神的つながりでも
育むのかと思ったら、

なんか何にもなかった。

びっくりするくらいアシェラッドのことしかなかったトルフィン。


これからどうなっちゃうんでしょうか。
先がまったく読めません。
アシェラッドと比べるとトルケルはトルフィンの成長のための
「倒すべき敵」としてはどうにも弱いような気がするんだけれども、
やっぱりラスボスは
「王冠の意志に支配された腐敗したクヌート」なのでしょうか。
怖いなあ。

新刊発売日は朝からドキドキする面白い漫画がいっぱいある。
幸せな国に生まれたなあと8巻を買う朝にも思ったのですが、
このヴァイキングたちの生き様をまざまざと読んだ後には、
本当にこの国に生まれてそれだけで私はものすごい幸運なんだと
しみじみ改めて思います。

幸村先生ってすごすぎる。
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こよなく漫画を愛する
ひとり暮らしのダメ人間。
こっそり同人活動も
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